品質保証

QUALITY

品質方針

QUALITY POLICY

顧客第一を基本として、
顧客が満足する品質を考え行動し
従業員一体となって経営基盤を
強化する事を維持し継続する

品質認証

CERTIFICATION

JIS Q 9100:2016

増幸クローム精鍍株式会社は、品質保証の国際規格「ISO9001」を2001年に取得し(硬質クロームめっき・陽極酸化処理部門)、2006年度に認証対象を全社に拡大し「ISO9001:2000」の認証を取得しました。
また、2009年10月に承認機関をJQAからBSKに移転し、2019年11月には航空宇宙・防衛製品に特化し、「JIS Q 9100:2016年度版」のみの認証と致しました。

Nadcap

増幸クローム精鍍株式会社はクロムメッキ部門において、2011年4月にNadcapの認証を取得しました。
Nadcapとは:
National Aerospace and Defense Contractors Accreditation Programの略で、日本では国際特殊工程認証システムあるいはプログラムと訳されている。このNadcapは1990年に米国SAEの外郭団体PRIが創設した特殊工程管理に関する認証制度である。なお、この特殊工程とは溶接,化学処理,被膜処理,熱処理,非破壊検査など、容易にあるいは経済的に検査できない工程のことを言う。
このPRIは米国SAEから独立分化した組織で、ボーイング、エアバス、ロールスロイス等の航空機メーカーやエンジン・メーカーのプライム各社がメンバーとして参加し運営管理する機関で、当初は米国のこれらプライムに納入する業者(サプライア)を対象に認証活動をしてきたが、2000年よりヨーロッパ、2004年よりアジアにも展開して、今や世界的に統一した認証プログラムとなり、航空宇宙製品の特殊工程を含む製造に携わるためには、この認証が必須条件となる権威あるシステムとなっている。

品質保証体制  

QUALITY ASSURANCE SYSTEM

工程管理

工程標準書をもとに作業を行い、各種の処理液は定期的に分析して常に合致した組成を維持しています。また、顧客承認設備工程による航空宇宙・防衛向け製品は、作業内容を記録し保管しています。 当社はめっき工程で使用するほとんどの薬液を、自社内で分析し、管理しています。

製品検査

仕様書、図面等に指示されたすべての項目について指定の検査方法により、外観、膜厚、密着等の検査を実施しています。また、顧客承認設備工程での製品には要求に応じて検査成績書も発行し保管しています。

品質確認試験

規格の要求に従い、各工程別に妥当性確認試験を行い、品質の確認をします。主な試験内容には次のような試験があります。 めっき厚、硬さ、密着性、耐食性、脆性除去、耐磨耗性、皮膜重量、有孔度など。

計測器の管理

計測器(例:マイクロメーター、ノギス、シリンダーゲージ、温度計等)は社内規定により校正期間を定め、適正に校正し管理しています。

  • 蛍光X線膜厚計

  • 塩水噴霧試験機

  • 精密天秤

  • 磨耗試験機